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この世界には、様々な物語の鬼が存在する

 

ドッケビと呼ばれる鬼がいる

その鬼は悪い存在でもなく善い存在でもない

お酒が大好きで

ユーモアとイタズラが大好き

人間に挑戦するのが好き

人間に興味があって、人間の真似をする。

人間とコミュニケーションを取りたがる

愛することと、愛されることを望んでいる

 

だから普通と言われる社会では鬼は評判が悪い。

恋人たちは、鬼が恋人を連れ去ることを好まない。

鬼が酒を飲むと、気が狂ったようになり、うるさくなる。

鬼は部外者が自分の真似をするのが嫌い

鬼は部外者と一緒にゲームをしたがらない。

 

1kgの絵を描いた鬼がいる

鬼は四角いものを作っている、たくさんの四角いものを

 

 

ここには沢山の四角が並んでいます。

人の中に存在する四角

おやおや。

鬼がゴツゴツした手で慎重に果物を置こうとしています。

並べているようです

左に45度回転、ちょっとだけ

場所を確実に合わせて

ああ、失敗。

果物が落ちてきて、四角の隅に果物の雨が降ってきます

そこにあるのは人、果物、言葉、風景、土

誰かの痕跡?

四角が多すぎます。

 

四角によって世界は分割され、場所が作られます。

 

鬼は人々の日常を観察し、そこから宝を見つけ

それをお土産にして共有します。

鬼は、人間のようになろうとします。

人間とコミュニケーションを取ろうとします。

(違っていても同じだということを伝えたい)

 

鬼は人間とゲームが好きなので、祭りに興味を持っていました。

鬼の一人がとある祭りの未来を見て、観客がいないと祭りが成り立たないことに気づきました。

エウレカ!エウレカ!

と大喜びです。

というのも、その空いた場所を鬼たちの祭りに使えるからです。

本来ならば、人間が自分たちのために使う場所ですが、ついに鬼は人間の痕跡を残したまま、自分たちが騒いだり、暴れたりするのに適した場所を手に入れたようです。

 

おや、鬼は何かを隠しているようです。それはとても重要なものなのでしょうか?酒なのか、人の心をつかむための計画でしょうか。それとも、私たちの知らない彼らの宝なのかもしれません。

 

ここにあるものを触る

触る触る触る

この物語では、鬼はこうして作られます。

しかし、誰もその物体に触れたり、使ったりしようとはしません。

 

鬼が消える

大気が消える

空間も

場所も

 

私たちは、もう鬼を信じない